シャンプーに入っているシリコンにはどんな効果やデメリットがあるの?

最近、シャンプーのラベルなどに、「ノンシリコン」や「シリコンフリー」という言葉を目にしませんか。

 

シリコンが頭皮に悪影響を及ぼすという事実が問題視されてから、一気にノンシリコンシャンプーが増えてきました。

 

でも、シリコンって、本当にそんなに悪いやつなのでしょうか?

 

シリコンの効果とは?

そもそもなぜシャンプーにシリコンが配合されたのか…悪影響しかないのであれば、わざわざ配合する意味がありませんよね。

 

シリコンにはちゃんとしたメリットがあるために配合されているんです。

 

シャンプー時のきしみ防止

シリコンは髪をコーティングして、指通りを良くしてくれるという効果があります。そのため、シャンプー時にきしんだり絡んだり、というトラブルを防いでくれるんですね。

 

シャンプー時のきしみや絡まりは、髪に摩擦を与えてしまいます。シリコンを配合することで、摩擦を押さえ、ダメージを軽減してくれるのです。

 

髪の保護

シリコンは髪をコーティングしてくれる成分。なので様々な外的な要因から、髪を保護してくれる効果もあります。

 

キューティクルが破壊された髪は、中のたんぱく質がむき出しの状態…そこへ熱や紫外線、ほこりなどの危険因子が直接当たれば、ダメージが大きいのは当然ですよね。

 

でもシリコンでコーティングされていれば、直接大ダメージを受けることが少なくなります。

 

安全性が高い

シャンプーに含まれる成分の中には、頭皮や髪だけでなく、体に害を及ぼすという成分もあります。

 

ところがシリコンは安全性が高いことが実証されてる成分。なので小さな子供でも気にすることなく使用できます。

 

シリコンのデメリット

ではなぜ最近のシャンプーは、ノンシリコンにこだわっているのでしょうか。それはシリコンに大きなデメリットがあったからなんです。

 

そのデメリットとはどのようなものなのでしょうか。

 

頭皮もコーティングしてしまう

髪をコーティングするのと同じように、シリコンは頭皮までコーティングしてしまいます。

 

シリコンによってコーティングされた頭皮は、毛穴のつまりや炎症、フケやかゆみなどの、頭皮トラブルを起こしてしまう可能性があります。

 

特にシャンプーは頭皮を中心に使用するもの。だから頭皮への影響が懸念されるんですね。

 

カラーやパーマがかかりにくい

シリコンによってコーティングされている髪は、カラーリング剤やパーマ液の浸透がしづらくなります。

 

せっかくお金をかけて美容院でカラーやパーマをしたのに、思うように効果が出ないというときは、シリコンが邪魔しているかも…

 

髪にダメージを与えることも

シリコンは髪を保護してくれる成分ですが、過剰に残留することで、逆にダメージを与えてしまうこともあるようです。

 

シャンプー時のすすぎ残しが多かったり、トリートメントなどでシリコンをたっぷりつけている場合などに、逆にダメージを受けてしまったというケースもあります。

 

結局シリコンはいいのか悪いのかどっち?

シリコンには良い面も悪い面も両方ありますよね。結局、シャンプーにはシリコンが必要なのか不要なのか、いったいどっちなのでしょうか。

 

基本的に、シャンプーにはシリコンは必要ないというのが妥当なようです。実際、美容師やヘアメイクさんなど、プロの意見はシリコンが不要というものばかり。

 

ただ、あまりにもダメージが進行している場合は、シャンプーによる摩擦が命取りになることもあります。そういう人にはシリコンが必要とも言えます。

 

最近では揮発性シリコンというものも増えてきています。揮発性シリコンというのは、2~3日で蒸発してなくなるシリコンのこと。

 

これならば髪や頭皮に過剰に残留してしまうこともなく、頭皮トラブルや髪へのダメージを気にせずに使用できるというわけです。

 

さほどダメージが気になるわけではないという人は、ノンシリコンシャンプーを。ダメージが気になる人は、揮発性シリコンを含むシャンプーを選ぶのがベストですね。

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