枝毛を予防するためのヘケア方法

切っても切っても、枝毛ができてしまうことはありませんか?一度枝毛ができてしまった髪は、なぜか繰り返してしまいがちですよね。

 

こうしたにっくき枝毛を根本から予防するには、いったいどうしたらいいのでしょうか?

 

枝毛は毛先だけの問題ではない

今一度、髪が枝のように裂けてしまう理由を考えてみましょう。

 

髪の表面を覆っているウロコ状に重なり合ったキューティクルは、髪をダメージから守り、髪の内部からの栄養流出を防いでくれています。でもこのキューティクル、刺激を受けると乱れたり裂けて隙間があいたりしてしまいます。荒れてカサカサになった皮膚の角質層のようなものですね。

 

このように劣化したキューティクルでは、髪を保護する力が弱まり、隙間から髪の栄養分や水分、油分が滲み出していってしまうのです。すると、髪はパサパサになって弱り、裂けやすい毛先からボロボロと枝毛になっていくのです。

 

つまり、傷んでいるのは毛先だけではありません。もちろん、髪がその長さに達するまでの長い期間を思うと、一番ダメージを受けているのは毛先ですが、ロングヘアでも枝毛にならない髪の人はたくさんいます。枝毛になるということは、髪の質がすっかり弱っている状態なのです。

 

日本人のキューティクルは立派だけど弱い

ある調査で、日本人の髪は欧米人の髪とくらべて、キューティクルの量と大きさが勝っていることがわかりました。そのせいでツヤやコシが強く、見た目も美しいのですね。

 

髪を保護するキューティクルが立派と聞くと、ダメージに強そうな印象ですが、実は逆。キューティクルのひとつひとつが大きい分、少しの刺激でめくれや剥がれを起こしやすく、一度傷つくと一気に進行してしまうのだそうです。ですから、なるべく刺激を与えないケアが必要になるのですね。

 

欧米人に比べて劣化しやすいなんて、ちょっとガッカリですが、刺激さえ避けることができたら、世界で一番美しい髪を維持することができるのです。俄然やる気が湧いてきませんか?

 

キューティクルの弱点を知り、枝毛を防ぐケアを

キューティクルが苦手なものは、「水分」、「熱」、「化学物質」です。「熱」や「化学物質」はわかるけど、「水分」? と不思議に思うかも知れませんが、髪は濡れた状態が一番危ないのです。

 

水分を含むと、ウロコ状に並んだキューティクルがふやけて開いていきます。ふやけたキューティクル自体も傷つきやすくなっていますし、髪を守るウロコ状の隙間ができると、髪の内部の栄養素が滲み出していってしまいます。

 

ですから洗髪後は、なるべく早く髪を乾かす必要があります。自然乾燥では長時間のふやけでキューティクルが乱れてしまうこともありますし、菌が繁殖して髪や頭の皮トラブルを招くことにもなりかねません。

 

でも、そこで気をつけなければいけないのが、「熱」。高温のドライヤーで乾かすと、キューティクルを傷めてしまい、髪の内部のたんぱく質にも悪影響を及ぼしてしまいます。

 

低温設定にし、20cm以上離して使いましょう。キューティクルの流れに沿って、上から下へ風を当ててくださいね。

 

最後に化学物質ですが、パーマ液やカラーリング剤、ブリーチ剤などを指します。パーマをかけたり髪を染めたりしてから、急に枝毛が増えたという経験はありませんか?それどころか、髪全体がパサついてしまいますよね。

 

こういった化学物質は、簡単にキューティクルを破壊してしまうのです。枝毛を防ぐためには、できるだけ使用を控えましょう。

 

また、髪が傷んでいるときには、化学物質を配合したシャンプーやコンディショナー、水道水に含まれる塩素ですら刺激になります。髪に優しいアミノ酸シャンプーに切り替え、浄水器をとりつけたシャワーで髪を洗うなど、できるだけ刺激を排除する工夫をしていきましょう。

 

規則正しい健康的な生活も枝毛予防に

枝毛を防ぐには、質のよい髪の毛を育てなくてはなりません。生えてしまった髪の毛は修復することができないので、生やす前のケアも重要です。

 

健康な髪を生やすためには、規則正しい生活やバランスのとれた食事によって、体全体の健康を目指す必要があるのです。

 

また、髪を作るための栄養は、血液が毛根まで運んできます。疲労やストレスは血管を狭めて血行を悪くしてしまい、うまく栄養が届けられなくなります。しっかり休養をとって、心身ともに元気な毎日を送ってください。

 

枝毛を防ぐ秘訣は、生えるまでの栄養状態に気をつけて上質の髪を育てることと、生えてしまってからはできるだけダメージを与えないようにすることです。とてもシンプルですよね。毎日のシンプルケアで、世界一美しい髪を取り戻しましょう!

 

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